2016年2月29日月曜日

ネコの姿跡とリタイアそろそろ一か月


リタイアしてそろそろ一か月、ネコが死んでからも同じ期間。しっぽの振り方がおかしいネコだったので、リタイア後はYouTuberにでもなって、という計画は計画倒れになりました。

それに、砂漠した家庭菜園をなんとかしたいと思っていましたが、それも業いまだ成らず。それどころか、砂漠化はとまらずますます悲惨になりました。野菜やフルーツのクズを埋めているんですが、ネコがいなくなってから、朝方はカラス、夜間に何者か(ネズミ?)に掘り返されていて、みにくい。まだ暑い日が続くのでもう少し後で種まきをします。

でも、庭の木一本、剪定しました。この木は植えたんじゃなくて生えてきたんです。あれよあれよという間に大きくなりやっぱりその土地に合ったネイティブの植物はすごいなーと。

この木の左下にネコがいつも寝ていて、目を凝らせばまだかすかにへこんでいるのがわかります。

リタイア生活は今のところ順調です。以前からやってきたことも続けているし、新しくはじめたこともあるし。これだけはやりたくない10のこともありますが。

まあ、まだまだ初心者、考えるのはもう少しあとで。

本日26度。

2016年2月28日日曜日

ヘナ、リタイア後のよろこびに追加

ヘナは今までサロンでやってもらっていましたが、リタイア後はお金もカラダもしめれるところはしめていくという心意気ですので自分でやってみました。
henna moon という店からヘナ100%をネット購入。

本当は、昨日する予定でしたが、バスルームに古いシャワーカーテンをしき、タオルを首にまき、生え際にワセリンを塗り、さあーやるぞと説明書をよく読んだら、
「レモン水またはお酢を入れマッシュポテトぐらいの固さにして12時間寝かす」と....。
それで今日あらためてワセリンを塗り直しやっています。「ショートヘアなら100g必要」だそうですが、すごく多く感じます。約20時間後、確かに色が出ています。きたない写真ですみません。


これにぬるま湯を加え「とろめのヨーグルト状」に。

臭いが気になる人は「このときラベンダーオイルまたはショウガのパウダーを混ぜよ」と書いてあります。ショウガねぇ...。

塗る前には「シャンプーすべし。コンディショナー不可」とありますが、これも省略。

あとは塗るだけ。最初はハケを使い生え際から、そのあとは手でもうこれでもかこれでもかとドロをぬりたくりました。さすがに顔にはかかりましたが、思ったよりまわりには飛ばす一安心。

で、ラップ+タオルで「2−6時間保温」とあります。「つけたまま一晩寝ることなお望まし」とありますが、朝起きたとき泥の海で目覚めることはないのだろうか。シャワーキャプをかぶっているとだんだん頭だけサウナになりましたが、3時間頑張りました。

洗い流す時ちょっと苦戦。が、色はきれいに入っています。「洗い落としにくい場合は、バスタブに水をはりそこにつかるべし」だそうですが、掃除小人でもいればいいでしょうが、無理ですよね。

そりぁサロンで雑誌読みながら人様にやってもらうほうがはるかに優雅ですが、自分でやるのもなかなかおつなもの。リタイア後のよろこびにヘナ追加決定。

本日28度。

2016年2月27日土曜日

ノマド・ライフ:認知症になる前に冒険!



日本で「ノマド(遊牧民、nomad)」というと、働き方のひとつのスタイルのようですが、オーストラリアの有名な「ノマド」は、グレイ・ノマド(grey nomad)。


白髪(または銀髪)の髪をなびかせ(または、なびかせるほどなくても)、
キャンピングカーや大型バスのようなトレーラーハウスで国内を旅して回る今は
シニアとなったベビーブーム世代のライフスタイル。


  • 「夢の生活、実現中! (Living the dream!)」だの
  • 「認知症になる前にアドベンチャー!(Adventure before dementia!)」だの
  • 「認知症とともにアドベンチャー!(Adventure with dementia!)」だの

やや、やけくそ気味のスティッカーを車にはって(または、はらないで)、
長期にわたって旅行する人たち。自宅を貸し出したり、または売却し車上の人となる
シニアもいて、途中、農場などでアルバイトをする人たちも
いるようです。

キャンプ場で見る彼らはトコトン日焼けしていて、パワフルで、まるで修学旅行中の中学生のようにかしましい。アウトドアチェアーにバスローブ姿で
くつろいでいる女性も見たことがあります。

で、リタイヤした今、自分はやってみたいか?

うーん、うーん。まずは日本に桜を見に帰りたい。認知症になるその前に。


本日38度。

2016年2月26日金曜日

『ユリゴコロ』



『ユリゴコロ』沼田まほかる著(双葉文庫)

やっと読みました。すごい。

「ユリゴコロ」、それは成年した息子が実家の余命いくばくもない父の部屋の押し入れの中からみつけたノートのタイトル。ノートには一人の人間の生い立ちが書かれている。
自分と他人とにうまくなじめない人間は、どうアイデンティティーを確立するのだろうか。一体何を「よりどころ」とするのか。ノートの中のワタシは人を殺すことで、人が死んでいくその瞬間だけ、「ちゃんとした人間」だと感じられる。アナタに出会うまでは。

ページをめくる手がちょっと震える。でも、そんな連続殺人犯の告白が、ノートという形をとっているので、殺人がメタファーのようでちょっと距離をおいて読み進められる。怖いけど怖くない。そのうちだんだんとああこれは愛の話だと気づく。

愛にはいろいろな形があり、愛はだれの特権でもない。著者は結末でワタシが愛することも愛されることも許す。

同作者の『彼女がその名を知らない鳥たち』も愛の話だったけど、読後に絶望感がまさった。が、『ユリゴコロ』は描写に多少ユーモアもあり心に優しかった。







本日36度。

2016年2月25日木曜日

隔離病棟の苦い思ひ出




今日は高血圧の薬をもらいに行ってきました。
しかし、医者にも「退職?趣味何かある??」と聞かれ、世間の趣味信仰を再認識した次第です。

病気といえば、あれは30年以上前のこと、まだ日本ですんでいたとき、
隔離病棟に入院したことがあります。初めての貧乏海外旅行は東南アジアの某国。
帰国時にはお約束の下痢に嘔吐。税関で荷物を厳しく調べられている間も
気になったのはトイレの場所。

帰宅後もよくならず、数日して公立の総合病院へ。
診察してくれた年配の医者(男)は、ガリガリになったこのカラダを見て一瞬の沈黙ののちに、
「こんなのは戦時中にたくさん見た」
と。自慢ですか。なんのなぐさめにもならなかった。
なぜ一般病棟に来た、と問われたが、始めから隔離病棟を目指すヒトなんているんですか?始めから自分が赤痢にかかったってわかるヒトがいるんですか?

追いやられるように行った隔離病棟は、しかし、真新しく清潔で、
温和なお医者さんと看護婦さんはこんなバカなワカモノ(=私)に優しかった。
入院患者はワタシひとりだったらしいです。皆様の血税で贅沢させていただきました。

見舞客は病室には入れず、小窓ごしに面会。
持ち込めるモノには制限があり、当然食べ物はダメで、姉が差し入れの文庫本の間にチョコをしのばせてくれ涙ぐましい姉妹愛。ありがたや。

自宅にも保健所のヒトビトが来て、台所など消毒してまわったそうです。
後にも先にもテレビのニュースに出た(?)のはあの時だけ。
ま、実名ではなかったですが。

今なら笑える30数年前の隔離病棟の苦い思い出です。

本日30度。

2016年2月24日水曜日

永年勤続休暇という労働の喜び(オーストラリア)


Hakuna_australia


「オーストラリアのミレニアル世代(=若者)の平均在職年数は3.4年」という
記事*を先日読みました。

若者が転職につぐ転職でもっといい条件のところ、自分に合った仕事をさがすのは、
いいなあと思います。ま、労働の喜びは、人それぞれですが。
私がオーストラリアで働いてよかったなぁとしみじみ思うのは、永年勤続休暇(long service leave)があったことです。

年休は国が定める法律ですが、永年勤続のほうは州の法律で定められています。
10年以上同じ職場(または建設、清掃、炭坑、公務員などは同じ業種)で
勤務したあかつきには、約8週間の休みが有給で取れます。

週休2日制で働く人がまとめてとれば、実質約3か月のホリデーです。
パートタイムで働く人も権利があります。

職場によって、ちびちび(例:1週間)何年かにわたり取ることができたり、
逆に取りかたを会社に指示されることもあるようです。

私は給料を50%にし6か月まとめてとりました。
少し旅行した以外、とくに生産的なことはしなかったですが、あれがなければとっくの昔に無職になっていたんでは、と思うぐらいリフレッシュ効果がありました。
この制度は、昔オーストラリアが植民地だったころ、役人に船でイギリス本国に帰る機会を与えるためにできたそうで、ニュージーランドにもあるそうです。

残念ながら同じ職場で20年は働かなかったので、2回目はもらいませんでしたが、
退職する時その分お金が上乗せして支払われていました。
姉(日本)は10年続けたとき表彰状をもらい「どこに飾れっていうねん」
と言ってましたが、確かに職場では晴れがましくても、家にもってかえればただの紙、、。

長期にわたり働き疲弊している(だろう)労働者には、やはり紙より休暇、かと。

本日26度。

*【オーストラリア】若者の平均在職年数は3.4年:豪ミレニアル世代、中高年層の半分[労働]/NNA.ASIA

2016年2月23日火曜日

さようなら更年期



「個人差があるが、更年期は、45〜55歳ぐらい」
というような記事に、10年続くんですかっ、聞いてませんでした、
と気が遠くなっていたのはもう過去のこと。

あんな時代もぉ〜あぁぁったのね〜、と暗黒時代を振り返る歌を
口ずさんでもいいぐらい過去のこと。職場環境の激変についていけてないアラフィフに
明け方3時の中途覚醒はつらかった。

加えて、日中、じとーと流れでる汗。汗。そしてまた汗。
職場のトイレで真っ赤にそまった顔をみて、うむむと仰いだ天井には蚊が漂っていた。


その後、中途覚醒がよくなってきたかとおもうひまもなく、ネガティブ思考のスパイラルがワタシをおそった。あーつらかった。

もうこれはホルモン補充だと意を決して行ったクリニックの
世界の痛みを全身に背負ったような細身の医者(男)は、その気の弱そうな目をしばしばさせて、うつ病のテストをすすめてくれた。

うん、うん、先生、お気持ちありがとう、テストは今度しますから、
今ほしいのはホルモン、女性ホルモン、ホルモンパッチ。これで変化がなかったらテストを受けますからといいおき、貼ったパッチの即効性はすごかった。

シアワセってこんな気持ちだったのかと。

人生ホントウに必要なのは、やる気や努力じゃなくて、ホルモンだったのか、と。
3か月もすると髪の毛までツヤツヤ。

それでもういいかなと止めました。
その後も多少症状は続きましたが、貼り薬を使いきることもなく、お守りとして冷蔵庫にキープ。

そんなキミとも、もうお別れしよう。

グッバイ更年期、グッバイわたしの暗黒時代。

そして、ハロー老年期。

アナタのことをワタシはまだよく知らない。


本日24度。

2016年2月22日月曜日

ディンゴ、ハーモニカとハモる

ディンゴ (dingo) はオーストラリアの野生の犬。

ほとんどはすでにイエイヌとの雑種のようですが、獰猛でワイルドというイメージがあります。

そのディンゴがハーモニカに合わせ(ま、なんとなくですよ、なんとなく)、
歌う(または叫ぶ)CMが毎朝漫然とつけているニュース番組の途中に流れていました。


そのなんか間抜けした脱力系の歌声を聞くたび、出勤前のうつうつとした気分が、
晴れ晴れとまではいきませんが、まあなんとか今日も行ってくるよ、
というぐらいになっていました。

CMの元は4分ほどの短編映画のようで、ディンゴに家畜を荒らされ困っていたファーマーが、発想の転換で手なずけてみた、という話です。

で、動画をアップしようと思ったんですが、ぜんぜんできませんでした。
下記リンクの動画、2:20 から2:40あたりまで、ハモっています。

https://open.abc.net.au/explore/56674


本日25度。

2016年2月21日日曜日

「なんかやることあるの?ボケてない?」



退職して「なんかやることあるの?ボケてない?」と、開口一番、電話でのたまわったのは、90歳にもうすぐ手が届かんとする、父だ。

いや、さすがに、アンタに言われたくないと思ったが、後期高齢者なりのリア充生活をしている父にとって、早期リタイヤした娘のボケ度がホントウに心配なのかもしれないし、
ここで「暇って最高!」と言ってみたところで、定年退職の感謝状をいまだに額に入れて台所に飾ってある昭和一桁生まれに共感を得られる可能性はゼロだし、
海外移住した親不孝モノとしては、ここはやはり、そんな質問ができるぐらいには、父が健康であることをシアワセと思うべきで、こちらも、わかりやすいそれなりのリア充アピールをしておけば、やがて電話は終わる。


本日29度。

2016年2月20日土曜日

リタイアにいくらあればいいか、オーストラリア編




リタイアにいくらあればいいか!、
果たして1億で足りるのか!!
とかいう記事を、退職する前にけっこう読みました。

オーストラリアの場合、生活費の試算は、
ほとんど、ASFAの計算に準拠しているようでした。
たいてい生活水準を「余裕のある暮らし(comfortable)」と「質素な暮らし(modest)」にわけ、記事により、それに「老齢年金のみ (age pension)**」が加わります。


さらに各々を、単身世帯(single) か2人世帯(couple)でわけ、生活費の年間試算がされています。具体的には、

  • 「夫婦で余裕生活」なら、A$58,915(約500万円弱)
  • 「夫婦で質素」なら、A$34,090(約280万円弱)

記事によっては、その「余裕」とか「質素」の具体例を
出費のカテゴリーごとに出しています。

カテゴリーはたいてい「ホリデー」が最初で、例えば「余裕」なら年に1度という具合です。で、Super Guru***というサイトでは、

  • 「ホリデー」の次のカテゴリーが「食事」。そして、「車」。

わかるんです、ここまでは。

でも、そのつぎが、、、

  • 「酒」

「衣服」より「レジャー活動」より「家の修繕」より「電気製品」より、先に「酒」。

しかも、その例が、

  • 「余裕」なら「ボトルワイン」、
  • 「質素」なら「箱ワイン」。

で、「年金のみ」なら、

  • 「自家製ビール(home brew beer)またはなし」です。

いや、自家製ビールって、、、。
失敗したら、無駄金になるんじゃないですか。
けっこうスペース、いるんじゃないんですか。
「箱ワインを月一回」とかのほうがよかったんじゃないですか。
それともワタシの文化理解度が足りませんか。

ASFA: The Association of Superannuation Funds of Australia

2016年2月19日金曜日

リタイアと腰痛




腰痛がよくなってきました。

毎日の運動のおかげか、椅子に座る時間が減ったからか、
もろもろのストレスがなくなったからか、長年の腰痛が楽になってきた。
うれしい。

肩こりはまだあるけど。頭痛はしない。

思えば、マッサージや鍼やらに一体いくら使ったか、考えたくない。
オンラインでオーダーしてぜんぜん似合わなかった服のことと
同じぐらいに、考えたくない。


こんな南半球でも、ここ数年マッサージ店が雨後のタケノコのように増えています。
通っていたところにはワーホリの日本人の若者がいました。どの人も感じよくて、あれやこれやの「ワーホリあるある」を聞くのも興味深かった。いい経験をして、しっかり稼いでいってほしい。

本日31度

2016年2月18日木曜日

リタイアして気づいたこと



それは、サイズ違い。なんのって、ブラの。
考えればすぐわかったことなのに。
若い頃より太ったわけだから
中身は成長してなくても(というより縮み下降)、
アンダーが大きくなるのはあたりまえ。
それをこんな貧相さんには合うものがないんだと思い込み、
ワイヤーレスなのになんでこんなにきついんだと、
日々帰宅するなりまっさきに脱衣かごにぶち込んでいた。
「抑圧からの解放!」とは叫ばなかったけど。


で、時間ができて、なんかの健康サイトをつらつら見ていて、
疑問がわいた。ひょっとして、サイズが違う??
計ってみました。違ってました。

いや、でもこんな貧相さんに合うのなんてないよね? 
ありました。日本には。

あー、失われた10年。ワタシの青春(=中年)を返せ、だ。

早速注文したところ、
「上記ご注文につきまして、お届け先が海外となっておりました。
当店では、海外発送を承ることができかねてしまいます。」と。
そうですか。じゃ、次回の帰国時に。
けど、最近は「できかねてしまいます」っていうんですね。
まあ、確かに、申し訳なさ感は出てるけど。
舌、噛みそうじゃないですか。


本日32度。

2016年2月17日水曜日

無趣味とレシピサイト



ネットで見るレシピサイトの奥は深い。
その無尽蔵な種類、ときに無節操とも思えるトライアル。
万が一もうあと50年生きてしまってもきっと作りきれない。

冷蔵庫で2晩寝かす、など、気が遠くなる壮大なたべものも。
今までは料理=家事85%。これを、料理=趣味73%ぐらいにしたいな、
と無趣味のつぶやき。険しいか、道は。「アイロン」とか「洗濯機まわし」より多少趣味としても立ち位置が説得力がある気するし。


で、ル・クルーゼ。
退職祝いに ル・クルーゼの鍋などをいただきました (ありがとうございます)。
ディナーに招待しますよ〜、などと言って、していません(すみません)。

近所の図書館に立ち寄ったら『ル・クルーゼでおいしい無駄なしレシピ』という本が。
なんてグッドタイミング。隅の方に外国語の本がまとめられてて、Croatia の隣の棚にJapanese。

やっと使ってみました。切って並べて5分調理。むむ、確かに素材のうまみがでている。

ついでにカッテージ・チーズも。暖めた牛乳を酸味(酢とレモン投入)で分離させ濾過するだけ、だったんですね。凝固が足りなくて明らかに失敗。が、味よし。



本日34度。

2016年2月16日火曜日

オーストラリアの年金制度はフェア?


今日スーパーアニュエーション基金から通知が来ました。

オーストラリアには年金が二種類あります。公的年金(老齢年金、ペンション、 age pension)と私的年金(スーパーアニュエーション、superannuation)。

公的年金は掛金なしで、条件させ満たせば誰もがもらえる年金です。受給年齢は65歳。今後段階的にあがり、私の場合は67歳から。受給金額は、収入と資産の審査で決まり、満額なら補助も合わせて、シングル年間約A$22,000、カップル約A$34,000。


よく見かける「リタイヤに一体いくら必要か!」というようなサイト では、「質素な生活 (modest)」というのがこの金額プラス$1,000~2000になっていてます。なので、この年金は生活保護的な意味合いがあると思います。全くもらえないお金持ちもいるんですが、自分が住んでいる持ち家は資産計算に入らないので、超豪邸にすみながら受給する人もいるらしいです。

私的年金(スーパーアニュエーション)は、自営業などの人を除きほとんどの人にとって強制加入。雇用主が給与の9.5%を支払う義務があり、今後段階的に12%まであがるそうです。非正規雇用も同様。これをありがたいと思うか、そんなカネあるならその分給料アップして今よこせと見るか...。従業員も任意で給料から追加できて、所得税より税率が低い(約15%)ので、リタイヤが近づいた人はドンドン追加したほうがいいと言う人もいます。私もここ数年は入れる金額を倍にしました。入れられる上限は、所得税前なら年間$35,000 (50歳以下は$30,000)、税後なら$180,000で、平均収入の人にとっては年収全部入れても余裕です。所得税率は最高45%なので、所得が高いほどこの制度を利用すると得だし、入れるお金もたっぷりある(だろう)から、金持ち優遇と批判もされています。

スーパーアニュエーション基金は銀行系、産業系などあり、一応自分で選べることになっていますが、私の場合は指定されたところがありました(自分でファンドを作り自己管理するツワモノもいます)。基金が提供する運用商品から自分で選べ、商品をのり変える事もできます。一般にリタイヤが近くなればlow risk, low returnの商品を選んだ方が良いという事で私もそうしていました。が、投資についての考え方は人によって様々ですよね。受給年齢は今は55歳以上、私の場合は57歳。一時金でまとまったお金を引き出してもいいし、一定の金額を年金としてもらうこともできます。そのとき60歳以上ならほとんどの場合税金がかからないようです。顔と体とボケ具合はこのままで、年齢だけあした60歳になっていたい、と思います。



本日40度。暑い。

2016年2月15日月曜日

アーリーリタイアの敵!

 (蛇、注意)

月曜日朝9時半。思った以上にスーパーは混んでいる。
今までいつも同じ物しか買ってなかったから、今日は時間をかけてゆっくり見て回るつもり。つもりだった。野菜売り場で使ったことのないもの(ケール)をかごに入れ、チーズ群を横目でじっとりと見、ヨーグルトコーナーまではよかった。牛乳をとろうとしたときだ。その手がのびてきたのは。出勤前なのか、きっちりとした服装の女性。狙った牛乳をがっとつかみ取り、せかせかと次に移る。
そこで、思わずワタシのスイッチが入ってしまったんです。


長い労働人生で血管の隅々にまで虫食う「効率」という名の電車、いや、スイッチが。カチッと体の奥底で音が聞こえましたよ。もうこうなると、獲物ハンターと化し、次から次へとほしい商品だけかごへほりこみ、一秒も無駄にしまいとレジへ直進。
で、スーパーの出口でやっと我に返った。一体だれと競争してるんだ!いそいでどうするんだ!時間はたっぷりあるのに。しかも今晩は昨日の残り物があるから夕飯のしたくもしなくていいのに。

おそるべし、効率的思考。すでに身体化している。アーリーリタイアの敵。悪習慣を変えるには、行動なら3か月、考え方なら6か月は必要らしい。ま、しかたないか、そのくらいかかっても。40年近く効率!でやってきたんだから。


本日35度。

2016年2月14日日曜日

『いつも彼らはどこかに』 



『いつも彼らはどこかに』 小川洋子 (新潮文庫)

短編集。 まるで理科の実験、例えば何か動物の解剖とか植物の成長を淡々と観察するレポートのような、静かで緊張感がある描写。

一行読むたび、なんだか心の弦が締められるように痛む。読み進むのが怖くなる。

人、動物、植物、そしてモノ、それぞれがactorとなり一つの物語を作っていく。

繋がっていくのだ、ネットワークを構築して。モノを介して人と人がつながるストーリーもあれば、モノの存在感が圧倒的に大きい話もある。

きれいで、でもなんだか恐ろしい世界。

もっとも、活字までもがactorとしてエロスのネットワークを作る『バタフライ和文タイプ事務所』を読んだときのように心底たまげるということはなかったけど、読んでよかったです。





本日33度。

2016年2月13日土曜日

「ハロー・ヤングレディー!」の罠 



“Hello, Young Lady!”、とバスに乗り込んだワタシにドライバーが微笑む。昨日のことだ。
平日午後2時すぎ。50代のおばちゃん(=ワタシ)もにっこりと微笑み返す。やっぱり若く見える?なんたって、今日はショートパンツだし。しかも、通勤とは反対側に向かうんだもの。空は限りなく青く(暑いけど)、バスは空いてて、エアコンも効いてるし、ああ、ビバ、アーリーリタイアだ。一つ前の席には全身パステルカラーの齢80ぐらいのおばあさんが。帽子の色まで明るい。
でもね、その人が降りる時、ドライバーが朗らかに言ったのよ。


”Thank you, Young Lady!”って。うん?ううん?
で、次のバス停で正真正銘どこからみても本物のヤングレディーが降りたときには、Thank you! だけだったんですよ。
どいうこと?
つまり、ヤングレディー=ヤングじゃない、ということですね。または、ヤングレディー=若作り、という可能性もある。
これが職場だったらどうよ。40代年下男性上司が定年間近の女性社員に、「会議の資料できたかい、ヤングレディー」だの、または、50代年上女性上司が30代年下男性社員に「それ、昨日も言ったよね、ヤングボーイ」などと言おうものなら、セクハラ認定、間違いなしだ。
いや、バスでのこと、怒ってるわけじゃないけど。ただうれしさが長続きしなかっただけ。おばちゃんの春は短い。本日32度。

2016年2月12日金曜日

職場の夢を見た


もうすぐ仕事が最後の日というとき、ホラーな夢を見ました。

職場に行くと、もう数年前に定年退職した人が私の椅子に座っていて、えっと戸惑う私のほうをくるっと振り向き、「あれ、XXさん、辞めたんでしょ」と、あんたの居場所はもうないよ感をおもいっきりだしていうんです。ぎゃー、と心では叫びながらも、へらへらと「ええ、まあ」などと引きつり笑いをしている気弱な自分。

あー、いやだ、いやだ。


あれは、去年の11月。出張が終わり疲れはてため息つきながら香港の空港のトイレに
座っていたときのこと。突然、隣からものすごい叫び声が、日本語で。
   
「うっ、ぎゃー、なんなのよー、ふざけんなー、わーわーわーわー(意味不明)」

という絶叫。ドンドンと壁を打つ音まじりで。

何があったのか。恋愛関係? 友人関係? 仕事関係? 

ため息しかつけないワタシより心の叫びを言語化(?)できるアナタはえらい!
ま、オドロイタけど。半腰のまま固まったけど。  

ワタシも、そんなふうに日々叫んでストレス発散していれば、ホラーな職場の夢も見なくてすんだかも。(んで、あと3年ぐらい働けたかも...)

本日31度。

2016年2月11日木曜日

オーストラリアのリサイクルセンター


ガイドブックに出ていないオススメのオーストラリア観光地。

地域のリサイクルセンター。


ゴミ捨てだけじゃなくて、リサイクル品を売っているセンターもあって、家のリフォーム中らしき人やDIY中毒風の人が、木切れやら金属やらその価値がその人にしかわからないようなものを集めて徘徊しています。オーストラリア生活の一端が見られるおすすめの場所です。

家具や小物もあって、今まで庭用のものや食器類のセットなどなど。お安い。




ゴミ捨ての場合は、降ろす前と降ろした後の車の重量差で料金を支払う(年に何回かは無料)。そこで、場所によってはヨットやキャラバンカーなどの重量を計るサービスもやっている。今回行ったところは計るだけなら無料でした。(証明書が必要ならA$21)


トレーラーと合わせて900kgあった。あとでわかったが、船底に約100リットル=100kg分ぐらいの水があった。最後に使ったのはいつだったか、、、。

本日最高気温32度。

2016年2月10日水曜日

耕す





あ、たがやしてくれてる?お願いします。できたら、すみずみまで。
ミミズは残しておいてくれるとありがたいです。

いないか、そんな砂場菜園に。

マグパイってカササギのことだったんですね。知らなかったです。

今日も40度。

2016年2月9日火曜日

アーリーリタイアの初体験:パンと老い

半世紀やったことのないものシリーズ、今回はパン。
作りもしないのにずっと前に買っておいたパン用の粉を使用。作り方は、

こねて発酵させてまたこねてまた発酵させて焼く
ふむふむ。かんたんだ。太古の昔から(?)人がやってきたことがそんなにむずかしいわけがないですよね。めんどくさいだけ・・・。

2倍にふくらむ。


20分ほどオーブンへ。お味は…。



 うーん、まずくはない。しかし、重い・・。あごが痛くなるくらい・・・。

そして、教訓:キッチンが灼熱地獄化するような日にオーブンを使うな。

考えると、リタイアの醍醐味の一つは、やったことのないことをやってみることかもしれない。

老い、もまた日々やったことのないことをやること、とも言える。
車で出かけたのにバスで帰り家で車がないとパニクったり、空になった牛乳パックを水ですすいでまた冷蔵庫にいれ次にコーヒーを飲むとき使ってアメリカンにする、とか。まさに、老いは初体験の連続だ。

ま、自分で望んで選んだ行為じゃないけど。選んだと脳内変換していけばいいですよね。

そうすれば老いもリタイアも楽しめるかも、とアーリーリタイア初心者は思います。

甘い?

本日、最高気温42度。

2016年2月8日月曜日

オーストラリアで食べなくていいもの


オーストラリアに来て食べなくていいものは?と聞かれたら、イチオシはチコロール。


まず、Chiko Roll なのにチキンが入ってない。



春巻きをまねて1951年に売り出されたというこのシロモノは、フットボール観戦をしながら片手で簡単に食べられるよう作られたそうです(Chiko Roll - Wikipedia)。

観戦中、興奮のあまり、ぐちゃ、と握りつぶしてもまだ食べられるようになのか、中身ははじめからぐちゃぐちゃ。これは、ベビーフードか老人食か、みたいな。麦、小麦粉、キャベツ、人参、セロリ、牛肉など入っていると成分表にある。

皮は、ぱりっ、じゃなくて、ゴムみたいな噛み切れない感じ。オーストラリアの象徴、とまで言われている食べ物だけど、売り上げのピークは1970年らしい。そりゃそうだ。だって、まずいもの。今じゃほかにおいしいものいっぱいあるもの。

「オージー文化」をしょった食べ物のひとつだけど、売り上げから見ても、隠れあまり好きじゃない派はきっと多いはず。5年に一回ぐらいなぜかウチの冷蔵庫に入っていて、なぜか食べてみようかという気になって、やっぱりまずいと再認識する、そんな食べ物。

本日42度。

2016年2月7日日曜日

退屈が最高?





気温21度。最低気温が、だ。最高気温40度。こんな日にもジョギングしてる人がいる。まったくひとの楽しみは十人十色。しかも、隣家は前庭でBBQパーティー。
しかたないよね、前から予定して人呼んでたら。雨天決行じゃなくて、晴天決行。

今朝いつもは行かないけど、ビーチなんかに行ってきた。さすが人気のないところだけあって、海藻だらけ。ドッボーン、とつかる感じ。南極からの水は冷たい。
10分でじゅうぶん、脱力。

数年前、近所の魚屋にいったとき。カウンターの向こうから買った魚を手渡してくれようとするお店のお兄さんのニョキとのびてきた逞しい腕に、「正直な」と日本語でタトゥーが。えっ?そりゃ、商売は誠実一番。でも、「な」ってなんなの、「な」って。「な」の後は名詞がなきゃ。正直な腕?正直な魚? 昔、日本で、That’s...という名前の車を見たときも、だ、か、ら、That’s WHAT? っと、いちいちつっこみたい気分になったけど、言い切らない、決めつけない、というのはセカンドライフに大切かも。

ニコ生だったかを見てたら、「そんな生活、退屈じゃね?」とコメントされた20代と思わしきニートの方が「退屈ってすごく良くね」って返答していた。なるほど。若い人から学ぶことは多い。仕事=自分のアイデンティティー8割だった自分が、退屈=自分のアイデンティティー8割、になるまで、どのくらい時間が必要だろう。


2016年2月6日土曜日




三途の川を渡るのに6文必要、というのはひどくないか。

    でも、猫なので、泳いででも渡れているはず。Good luck and farewell. 

2016年2月5日金曜日

高血圧対策



もう何年くらいになるのか、高血圧の薬を飲んでます。一度、上が160ぐらいになって飲み始めた。おととしからは5mgのコレステロールを下げる薬も加わった。悲しい。

飲んでると、上は110~130、下は 80ぐらい。もういいかな、と思って薬を休むと140ぐらいになってあわてて飲み始める。タバコすわず、お酒ほとんど飲まず、ギャンブルからもほど遠い。体重は多少太めとはいえ標準だし。高血圧家系でもない。

 で、仕事のストレスが原因に違いない、とずっと思ってきたんです。基本的に、緊張しぃ、で、人に会うとき、話すとき常に緊張していた。よくがんばったよ、私の血管。退職、おめでとう、だ。これからは、薬を飲まなくてもいいカラダになってやるぞ、ということで先週からお酢を飲み始める。が、、、つらい。つら〜い。

こんなこと、みなさん、ほんとにしてらっしゃるのか。

2016年2月4日木曜日

幸福度


今日も世間は晴天。空が青い。雲が恋しいくらい。

庭

車にトウバーを取りつけに行く。一時間半かかる、とのことだったので、
ウォーキングをかねカフェをもとめ、工場地帯から商店街の方へ歩く。

最初に目についたカフェに入ってみると、、。
なんなの、ここは、すごい活気。こんなところで。平日の午前中なのに。
老若男女。お一人様もカップルも子連れのママさん達も。
ああ、こんな世界があったんですか、と一瞬くらくら。


なんとなく、暖かい国のほうが寒いところより幸せ、というイメージがありますが、
国連の幸福度調査 (The World Happiness Report, 2015) によると、上位国は
スイス、アイスランド、デンマークとかお寒い国ばかり。天気は関係ないんですね。

しかし、南半球に限れば、トップはニュージランド(全体の9位)、んで、オーストラリア(10位)。

こんな幸福度の高い国にいて、仕事漬けだったんだなあ….。

あ、日本は46位でした。


2016年2月3日水曜日

読書『教場』


『教場』 長岡弘樹(小学館文庫)を読みました。



教場、という言葉は聞いた事がありませんでしたが、普通は教室という意味らしいですね。この本では、警察学校のクラスのことでした。

教える場には、力関係がつきものですが、軍隊とか警察とかは理不尽な教え方の温床って
感じでしょうか。教場トモ(友)の裏切りあり、リベンジあり、人格者の教官ありで、
ストーリー展開に緊張感があり、ぎょ、ぎょ、としながら次々とページをめくる。

が、これ、ミステリーなんですか?裏表紙に「2013年ミステリーベスト10」って書いてあるから、ミステリーなんですね。「すべてが伏線」とあるから、最後に何かどんでん返しがあるかと思いましたが、最後はなんか円満に卒業、という話でした。

ひえ〜この仕打ちは痛そう、と読み進むうちに、高校のとき健康診断だかを受けるのを待っている間におしゃべりしてて、いきなり柔道部の顧問だった教師に、頭をゴーンとなぐられたのを思い出した。あれは痛かった。まだうらんでます。体罰はいかんよ、先生。

2016年2月2日火曜日

アイスクリーム、作ってみました


半世紀も生きてきて、知らない事、やったことがない事がありすぎる。

で、暑いので、アイスクリーム作りを思い立った。アーリーリタイヤ初心者としては
挑戦しがいある、、はず。

調べてみると、レシピにより、生クリームを入れたり
入れなかったり、卵を入れたり入れなかったり、卵黄と卵白に分けて卵白を
泡立ててみたり、するらしい。

当然、一番簡単なレシピを選択。材料を全部いれ
火にかけ、沸騰する前に止めて冷やす、とこれだけだ。こんなもんでよろしいの?

牛乳と生クリームを同量、卵一個、砂糖適当を火にかける。あ、夕べ食べ残した
マンゴーがあったと思い出し、入れてみる。



ミキサーで。



小鍋に入れるが予想とは違いなめらかにならない。
しょうがないので、裏ごししてお弁当箱に入れる。ああ、この弁当箱をもって
仕事に行くことももうないんだ、とちょっと感傷に浸る。よくもまあ、あんな同じ
ようなおかずのお弁当を毎日もっていったもんだ。


数時間後。多大なる不安があったものの、これは、美味!マンゴーアイス!


調理時間:10分、待ち時間:4時間。