2016年5月12日木曜日

そのプレゼントはもう止めて


先週、知り合いの家で、夕食時、「こんにちは」と挨拶してきた、
40代後半とおもわしき女性の日本語の発音は、完璧だった。
「こんばんは」じゃなかったのが残念といえば残念だったが。

食事が半分ほど終わり、会話がほぼ死に絶えんばかりになったころ、
その彼女に、日本に行ったことがあるのか、話をふってみる。

19歳のころ、東京にいて、バリ島から仕入れた
「木の猫」(ココ、日本語)を路上で売っていたそうだ。
道行く人が「かわいい!」(ココも日本語)って
買って行ってくれた、と彼女が楽しそうに話し始める。

(中略)
「それで、日本を出る時は、東京から下関までヒッチハイクしたのよー。すっごく安全だったー。」
と続く。

「でね、のせてくれたトラックの運転手がね、ちっちゃなかわいい箱をくれたの。」
「船に乗り込んだ後、開けてみたら、」

・・・と、ここでワタシはすでにオチがわかる。

きっと、アナタも分かったかも。

「・・・てみたら、コンドームだったのよ!」

はー、はっ、はっ、と高まる一同の笑い声。
冷めるワタシの心。

トラック野郎の思いやりか、ジョークか、下心か、なんか知らんけど、
おかげで、こんなおばかな会話を繰り返し聞かされる気持ち、
わかっていただけますかね。

世界中で、今宵も、そして何年も同じ話が語られてるんだ、多分。

もうね、だから、止めてください、ガイコクジンにそのプレゼント。

小さくて軽くて実用的で、旅行者にぴったりなプレゼントなら、
ほかにもたくさんあるでしょ。

例えば、爪きり!


25度。

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