2016年5月25日水曜日

“They steal our jobs” とか・・・


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1988年ごろ、パースでは小さいながら過激な
白人至上主義を標榜するグループが台頭していました。
中華料理店に火炎瓶が投げ入れられ、 街には
“3,000 Asian, 3,000 unemployed!”
などというポスターが貼ってありました。
「アジア人が3000人移住して来たら、3000人の失業者が出る!」
というよそ者反対の煽りで、いわゆる “they steal our jobs”のレトリックですね。

道を歩いていてGo back to your country!、と
通りすがりの車から叫ばれたこともあり、
来たばっかりのいちアジア系移民としては、
対処方もわからず、 バスに乗るのもちょっと緊張しました。

1989年にこのグループのリーダーが逮捕されましたが、
実は片親がインドネシア人で、子供のころひどい人種差別にあっていた、
というアイデンティティが混迷した人でした。

あれから26年。選挙運動まっさかりの最近、
難民受け入れを5万人に増やそうというGreen党の提案に対し、
移民担当大臣が、
「難民は、英語はもとより自国の言葉でも読み書きや算数ができない。難民を増やすと、オーストラリア人の仕事が奪われる」
と発言。

なんか、
よそもんに 仕事を奪われる!
という発想は半世紀前と同じ。

この大臣の言葉に、
そんな計算も英語もできん人に仕事を取られるって、俺らのやっている仕事はどんな仕事やねん」とつっこんでいた人は大勢いましたけど。
[やっぱり大臣も自国民は計算ができんと考えているのね・・・はワタシの心の声。]

で、自分は果たして「オージーの職」を奪ったのか?
・・・・わからん。

19度。 

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